青島けんたさんからの回答(画像、テキスト)

*テキストは、画像の下にありますので、下にスクロールしてください。


青島けんたさんからの回答

 

*下は、ご回答いただいたファイルからテキストを抜き出したものです(内容は、上で画像で示したものと同一です)。見やすさのため、パラグラフ冒頭は一字下げ、タイプミス等については(ママ)と記入しています。

 

(1)ハラスメント防止について

 

 セクシャルハラスメント、パワーハラスメントは人権に関わる重要な問題です。

 まず県庁においては、民間に範を示すことができるよう、職員研修等あらゆる機会を通じて職員に徹底します。セクハラ、パワハラのない県庁を実現します。万が一、事案が生じた場合は、厳格な対応を行います。

 小中高生に対しては、学校教育の中で早い時期から学んでもらうことが大切だと認識しています。

 事業主、県民に対しては、様々な媒体を通じてハラスメント防止の啓発を実施します。特に、県民の方には労働相談等の場できめ細かな対応をします。

 

(2)男性の育児休業取得について

 

 男性の育児休業の取得率は約6%と言われています。また、取得した人でもその期間が極めて短期間(5日未満が6割)の実態があります。

 企業に対しては経済団体とも連携して、県民の方には様々な媒体を通じて、その必要性を訴え、男性が育児休業を取得しやすい環境の整備を図ります。

 

(3)「子どもの貧困」の解消について

 

 子供の貧困率は13.9%と言われています。貧困は連鎖することが特徴として挙げられます。子供が生まれた環境で将来の可能性を左右されることがあってはなりません。

 県が進めてきた中学生への学習支援のアスポート事業や、小学生への学習と体験活動を実施するジュニアアスポート事業は一定の効果をもたらしていると思います。子供の居場所づくりも埼玉県内の数は大きく伸びていると思います。

 今後の更なる取り組みとしては、ジュニアアスポート事業を県内全域に拡大することだと思います。小学生の時期から自己肯定力を育む取り組みを積極的に進めます。子供の居場所づくりについては、身近に歩いて行ける場所にますます作られるよう支援を進めます。

 

(4)女性の就業 埼玉版ウーマノミクスについて

 

 女性が自らの希望をかなえ、社会で活躍されることは素晴らしいことです。また、これからの生産年齢人口の減少を考えると、女性の活躍は社会の活力維持に欠かすことはできません。

 女性の更なる活躍を進めるためには、女性が働きやすい環境の整備が必要です。具体的には、企業における働き方改革の推進、女性の就業支援、保育所整備による待機児童の解消に全力を尽くします。

 

(5)DV防止及びDV被害者支援について

 

 DV防止及びDV被害者支援で重要なことは、DVは犯罪であるということをしっかり周知すること、また、DVで悩んでいる方を警察とも連携し守り抜くことだと思います。

 

(6)性暴力被害者支援について

 

 電話相談はご本人が勇気を持って電話をしていただかないと表に出てきません。被害者が泣き寝入りすることはあってはなりません。

 被害者に対して身も心も寄り添って対応できる体制、泣き寝入りすることがないようにする体制作りに取り組みます。

 

(7)セクシャル・マイノリティ SOGIの課題について

 

 セクシャル・マイノリティを差別することは人権問題であり、あってはならないことです。この問題について日本が遅れていることは事実だと思います。まずは、この問題が人権問題であることを広く県民に対して周知しなければなりません。

 現場を見ると、埼玉県の周知はまだまだ足りないのではないかと思います。先進国の例を参考にして対応を検討します。

 

(8)県庁の女性管理職比率の改善について

 

 数値目標を掲げることは目標達成に向けて大変有効な方法だと思いますが、一方で、本末転倒になることもあります。副知事職の登用についても同様です。

 税金を原資に仕事をしている者は、その能力を最大限に発揮して県民生活の向上に尽力しなければなりません。

 まずは優秀な女性職員を一人でも多く育て、登用していきたいと考えます。

 

(9)埼玉県防災会議の女性委員について

 

 防災会議に女性委員を増やすことは、女性の視点を防災や避難所での対応に生かすことになり、大変重要なことだと思います。

 例えば、トイレ、着替え、寝る場所などに女性の視点を重視した対策が必要です。

 現状の女性の比率11.6%は少ないと思います。増やす方向で考えていきたいと思います。

 

(10)県立高校の男女共学化について

 

 この問題は県民の声を丁寧に聞いて判断していくべきものと思います。

 別学校にはその伝統もあり、そうしたものも大切にしていく必要もあると思います。